第14回天空の郷もとやま写真コンテスト 入賞作品

更新日:2025年12月02日

結果発表

  本山町は、平成23年10月に「日本で最も美しい村」連合に加盟しました。本山町ではこの活動の一環として、町内の美しい自然や人々の交流を広く知ってもらうため「天空の郷もとやま写真コンテスト」を開催しています。
  今回で14回目となる写真コンテストでは、計97作品、32名の方からご応募いただきました。その中から入賞された20点の作品を発表します。惜しくも選に漏れてしまった作品の中にもすばらしいものが数多くあり、ご応募いただいた皆様に深く感謝いたします。

入賞作品

日本で最も美しい村賞

作品名:あの夏の大輪の華

氏 名:山中 正光

審査評

背景の山が近い事から、本山町の立地が窺われます。この写真は祭りの会場が花火の打ち上げ場所近くへ変わったことも記録していました。味わい深い写真です。

ふるさと本山会賞

作品名:清流のほとりで

氏 名:川村 香代

審査評

今回から新設の「ふるさと本山会賞」、本山会からも審査へ御出で頂きました。穏やかで静かな作品を見て、この橋を渡って学校へ通ったと懐かしみ、見事賞を射止めました。

金賞

作品名:異人が一人

氏 名:西岡 季子

審査評

第36回本山汗見川清流マラソンのランナー達がゴール後、まさに汗見川で汗を流していました。元気で楽しそうな声が聞こえてきそうです。モデルの良さも目を引きます。

銀賞

作品名:碧き轟

氏 名:中西 宏嘉

審査評

本山町「白髪山行川観光保勝会」が整備をされている上轟&下轟のうち、上轟の清流です。仁淀ブルーに並ぶとも劣らない「本山ブルー」です。県外からの応募で遠路ありがとうございました。

銅賞

作品名:戦いの後

氏 名:濱窪 健一

審査評

金賞作品と同じ撮影日で、こちらはモノクロで表現されました。水しぶきの白と、点在する被写体の黒がクラシックなこれぞ写真と言える美しさです。金賞と並ぶ作品です。

作品名:帰り道

氏 名:横山 彰

審査評

審査員の役場チーム一押しの、吉延の秋の風景です。たわわに実った柿の鮮やかな色をメインに据え、暖色でまとめられた画面から晩秋の香りが漂ってきました。美しい日本の秋ですね。

作品名:ようこそ吉延の棚田へ

氏 名:植田 和

審査評

吉延の展望台からの魚眼レンズでの俯瞰撮影ですが、もうすぐ刈り入れ本番の棚田アートをダイナミックに撮影されました。点景のサイクリストも作者の表現力の高さを伺えます。

作品名:ワシのリュウキュウ

氏 名:高岡 信子

審査評

本山町、北山集落で大きな「リュウキュウ」を栽培されている方の畑での撮影です。笑顔が人柄をしのばされますね。「リュウキュウ」はハスイモ(蓮芋)の葉柄部分のことで、それを生で乾燥させたものを熊本では「ずいき」と言います。

作品名:夕暮れの鳥の帰路

氏 名:名木 佐和

審査評

全門が開かれた早明浦ダムからは大量の放水が行われています。悪天候で雨宿りをしていたのか一羽の鳥がその間を通り過ぎて行きました。前後の時間も含めて感慨深い作品になりました。

天空の棚田賞

作品名:想いを込めて・・・

氏 名:小笠原 武明

審査評

田植えが終わった田んぼで黙々と作業されているのは補植ではなく、棚田アートのための、いわばお絵かきでした・・・広い風景に点描としての人物ですが、それがまた作品を引き締めました。

入賞

作品名:一年生になったよ

氏 名:西森 さち

審査評

タイトル通り、満開の桜と新一年生の家族スナップです。親子の笑顔が思わず貰い笑みを誘います。日本の原風景、そして山里の景色に溶け込んだ生活。いいね!

作品名:天空の光芒

氏 名:宮田 敏幸

審査評

県外からの応募でしたが、この絶景とのタイミングに地元の方々はため息をついていました。気象条件と時間帯のベストマッチ、風景写真として完結しています。

作品名:夜空の賑わい

氏 名:松本 有紀子

審査評

収穫前の稲穂の上で輝く天の川、夜が早い農家の方はめったに見ない風景です。作者の夜空の知識と技術が融合して、見事な夜の風景です。

作品名:秋空仰ぐ

氏 名:長谷 由美

審査評

稲穂の黄色、紅色の彼岸花、そして秋晴れの空、少ない色数ですが、コントラストがあってシンプルな風景です。カメラアングルが低い事で映像に迫力が出ました。

作品名:希望のイルミネーション

氏 名:藤田 威佳志

審査評

初夏の風物詩、陸棲の姫蛍の乱舞です。これも天の川同様に逆に地元の方があまり見ない時間帯の作品です。本山の豊かな自然環境がこの一枚に込められています。

作品名:棚田に映える

氏 名:前田 昭子

審査評

地元の強みというのは、日々の繰り返しの中でも今日だけは特別という時をすぐにカメラに収められること。作者はまさにこの光景の中で活きています。美しい一日でしたね。

作品名:天の川と稲穂のワルツ

氏 名:林 正男

審査評

刈り取りの終わった田んぼと、星空のコラボですが、雲がアクセントになって雄大な夜空に遠近感が付きました。秋の美しい夜、作者はこの絶景を独り占め!

作品名:棚田の冬

氏 名:横山 豊

審査評

数少ない降雪の風景。午後まで持たないような積雪ですが、白いベールをかぶった棚田のコントラストが見事です。家を出る時から結果が見えていた風景ですね。

作品名:郷愁と決意

氏 名:森 隆之

審査評

汗見川沿いの「草ヒロ」バスにモデルを配して、後ろからのライティング。当コンテストに吹く新しい風のように感じます。巧妙に計算された作品が票を集めました。
*「草ヒロ」草むらヒーローの略で、うち捨てられた車に使われる新語。

作品名:おいしいね

氏 名:山下 玲子

審査評

白いそばの花にヒョウモンチョウが舞っています。白い花の色を背景にオレンジの羽がひときわ映えています。見飽きないやさしい風景になりました。

総評

今年は、当フォトコンテストに新しい方が応募してくださる作品が増えたように感じました。

そして長らく常連さんであった山中氏が日本で最も美しい村賞を受賞され、審査終わりで氏名が発表された時は会場がどよめきました。ずっと作品を応募していただきその研鑽が実を結んだわけですね。

ふるさと本山会賞も新設され、天空の棚田賞と共に特別賞として審査の意図を汲み、狙ってきてほしいと願っています。

中島 健藏

この記事に関するお問い合わせ先

まちづくり推進課 交流推進班

〒781-3692
高知県長岡郡本山町本山636
電話:0887-76-3916
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