水道管の凍結どう防ぐ?~令和5年1月最強寒波到来時から学ぶ~

更新日:2023年06月21日

冬場の凍結に注意!水道管を凍結・破裂から守ろう!​​​​​​

水道漏水

どうして水道管は破裂するの??

水という液体が0℃で凍るという性質を持っている以上、気温が下がれば水道管の中を満たしている水は凍結し、氷になると、液体のときよりも体積が大きくなります。

その結果、水道管を100%満たしている水が凍り、その分内側から圧力を受けることになるため、頑丈な素材で作られている水道管そのものが破裂してしまうのです。

このような、気温低下による破裂被害は、町内でも多く発生しています。

水道管が凍結・破裂すると、漏水被害による予期せぬ出費や、必要な時に水が使用できなくなり、トイレや手洗い、お風呂など、日常生活におけるあらゆる場面で影響を受けることになります。

日頃より水道管の点検や対策をしっかりやっておくようにしましょう。もしも水道管に異常が発生した時は落ち着いて事態に対処する必要があります。

令和5年1月最強寒波襲来時の凍結破損について

令和5年1月25日から27日にかけて、猛烈な寒波に晒され、26日の最低気温は平成29年1月の最低気温ー7℃に迫る、最低気温-6.8℃を記録しました(気象庁HPより)。

その結果、本山町では 水道管の凍結や破裂が相次ぎ発生しました。

令和5年1月寒波による凍結破損被害状況(21件)

水道凍結箇所のまとめ表
凍結箇所 件数
屋内外配管 12 57
外蛇口 3 14
給湯器 3 14
その他(洗濯機・トイレ等) 3 14

 

今回の凍結被害のほとんどは、保温材が劣化し、配管が露出している場所が凍結し割れて漏水しているものが多くを占め、屋外給湯器では、まわりに囲いもなく、直接、冷気があたる場所であったことが原因でした。このことから、凍結対策がとられていたら、防止が出来ていた可能性が高くなっています。

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