次世代園芸ハウスエフビットファームこうちの地元説明会が開催されました

更新日:2022年02月25日

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次世代園芸ハウスを見学する参加者ら

令和4年2月20日(日曜日)、次世代園芸施設エフビットファームこうちにて地元説明会が開催されました。当日は雪交じりのあいにくの天気となりましたが、約20名の参加があり、次世代園芸ハウスの栽培設備のほか統合環境制御装置や溶液栽培設備などの見学を行いました。

また、木質バイオマス発電所は現在建設中であるため、道路から施設を展望しながら、木質燃料が発電に至るまでの道のりの説明を受けました。

溶液栽培設備

次世代園芸施設の面積は、13,100平方メートルとなっており、これは東京ドーム約1/4個分の大きさとなっています。東西に約200m、南北に約80mからなる栽培設備では、年間約240トンのパプリカが生産予定となっています。この生産量は、高知県内では第1位、国内の約4%に相当するものとなり、高知県のパプリカ生産量は全国6位となります。(高知県パプリカ生産量は現在12位)

次世代園芸施設の”次世代”ってなんだろう

バイオマス発電所の説明を受ける参加者

園芸施設の作物を栽培するために必要な熱は、東隣に隣接されたバイオマス発電所の余熱から再利用され、化石燃料に代わる人に優しいエネルギーを利用することから”次世代園芸施設”と称されています。

また、バイオマス発電所に必要とされる燃料は、高知県内及び嶺北地区を中心とした木質チップ・バーク・枝葉などが使用され、約4000世帯が年間に消費する電力相当を再生エネルギーとして発電することができます。

これらの2000kW級のバイオマス発電所と次世代園芸施設を組み合わせた取り組みは、従来のバイオマス発電所からさらにより良い環境に配慮した取り組み”カーボンマイナス(カーボンネガティブ)”と呼ばれ、日本初のものとなります。

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