本山町南部の棚田群が「つなぐ棚田遺産」に選定されました。

更新日:2022年02月18日

人をつなぎ、未来へつなぐ棚田

tanada

本山町では、先人からの集落形成と土地の在り方を継承しつつ、現代にかけてゆるやかに進化を遂げてきた南部地域の棚田を後世に伝えていくべく、「土佐・本山天空の棚田群」と称し、“人をつなぎ、未来へつなぐ棚田”をキャッチフレーズに「つなぐ棚田遺産」に応募しましたところ、令和4年2月14日(月曜日)に開催されたつなぐ棚田遺産選定委員会(第2回)において、選定されました。

つなぐ棚田遺産とは

 

日本の棚田の多くは、長い歴史を有し、国民への食料供給にとどまらず、国土の保全、良好な景観の形成、伝統文化の継承等に大きな役割を果たしてきました。こうした多面的な機能を有する棚田について、その保全活動を推進すること等を目的として、農林水産省は、平成11年に、優れた棚田134地区を「日本の棚田百選」として認定しました。
認定から20年以上が経過している昨今、棚田地域では、担い手の減少や農家の高齢化等により従来のような保全活動が難しくなり、棚田の荒廃の危機に直面しています。
このような中、令和元年には、待望の棚田地域振興法が施行され、その趣旨に基づき、着実に、棚田地域の振興に向けた取組が広がっています。

そこで、農林水産省では、棚田地域の振興に関する取組を積極的に評価し、国民の皆さまに、棚田地域の活性化や棚田の有する多面的な機能に対するより一層のご理解とご協力をいただくことを目的として、改めて優良な棚田を認定する取組(「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~(ポスト棚田百選)」)を実施いたしました。

※棚田地域振興法:貴重な国民的財産である棚田を保全し、棚田地域の有する多面にわたる機能の維持増進を図り、もって棚田地域の持続的発展及び国民生活の安定向上に寄与することを目的として、令和元年に施行。

棚田の様子を見てみよう!

 

もとやま魅力発信サイトのもとやま動画ライブラリーでは、本町の棚田の様子をドローンを用いて撮影した動画を公開しています。

空中から撮影された棚田の姿は、普段はあまり見ることのできない空中からの景色では、新たな発見があるかも!?

動画はこちらから<もとやま動画ライブラリー>

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〒781-3692
高知県長岡郡本山町本山636
電話:0887-76-3916
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