2022年4月20日

今日は、終日晴れの天気でした。日中は20℃を上回り、汗ばむような陽気になっています。

今日は、二十四節気の一つ「穀雨」です。ネットで調べると、「地上にあるたくさんの穀物に、たっぷりと水分と栄養がため込まれ、元気に育つよう、天からの贈り物でもある恵みの雨が、しっとりと降り注いでいる頃のこと」と書かれていました。恵みの雨が欲しいところです。

今日の午前中は、香川県政策部(香川用水担当課)及び香川県広域水道事業団の皆様が来庁してくださり、挨拶と意見交換をしています。

香川県は、過去には「高松砂漠」と言われるくらい水に苦労されていました。その後、本町と隣の土佐町にまたがり建設された、四国地方最大の多目的ダム「早明浦ダム」により、その用水の活用(香川用水)で水事情が大きく改善されました。早明浦ダムの利水率は、徳島県が48％、香川県が29%、愛媛県が19%、そしてダムの所在する高知県が4%となっています。また、香川県の水道用水に占める香川用水の割合は46％と比重が高くなっています。(出典：香川県HP)

ダムが完成(1973年竣工)してからも、雨不足による渇水で、取水制限をすることもあり、香川県民は、朝新聞で最初に見るのが、掲載されている早明浦ダムの貯水率と言われるくらい関心の強さが表れています。今日の早明浦ダムの貯水率は46.5%で、平年値は88.8%ですから、かなり低くなっています。

この様な状況もあり、早明浦ダムの水源の森を保全するということで、異例ですが香川県から県境をまたいで、高知県嶺北地域の町村が行う、除間伐や作業道の整備など、森林整備事業に対して助成をしていただいており、本年度で20年になります。これからもよろしくお願いいたします。(写真：今日の早明浦ダムの様子)

午後は、庁内打ち合わせや各課との協議などを行っています。

また、今夜は地域スポーツクラブ「もとやま元気クラブ」の総会があり、出席を予定しています。

高知県は、今日新たに165名の新型コロナウィルス感染者が確認されたと発表しています。先週の水曜日は184名でした。